社会福祉法人「みずきの郷」のめざすもの
-発足当時の家族の想い-自閉症という大きなハンディキャップをもった人達が、よりよい環境と適切な指導で、 ひとりの大人として自立して生きてゆけるようにと願いながら、自閉症の子どもを持った親たちが、 社会福祉法人「みずきの郷」設立を目指しました。
「みずき」は、ありふれた樹木ですが、こけしの材料として良く利用され、「だんごの木」 としても旧くからの生活の中に活かされ、宮城県にゆかりのある、美しくて、 文字通りみずみずしい樹木です。みず(水)と、き(木)と、光があれば生命は輝きます。 そうした希望をこめて、法人の運営する施設名は、「ひかり苑」としました。
法人設立後は、その事業の健全な運営に努力してまいりますが、今後の長期展望としては、 施設に生活する人達の固定化を防ぎ、さまざまなニーズに対応していくという視点を持ちたいと思います。 すなわち、加齢や状態に応じて、高齢者棟の建設、グループホームなどの設置です。 その他、年少の人達や親達へのサービスのできる自閉症の療育センターの併設、地域への サービスとして診療所や福祉ショップなどの開設の構想も暖めております。
いわゆる「施設」ではなく、「家」であり、しっかり仕事のできる暮らしの場所でありたいと考えます。
法人概要
- 所在地
- 仙台市青葉区上愛子字道上59-4
- TEL O22-391-1711 FAX O22-391-1712
- 理事長 橋本裕樹
- 理事・評議員数
- 理事7名・監事2名・評議員9名
- 創立年月日
- 平成7年8月7日
経営理念
利用者本位の経営を目指し質の高い福祉サービスを提供する。経営方針
- 利用者の人間性を尊重し、深い愛情に裏づけられた福祉サービスを提供する。
- 利用者一人一人の可能性を最大限に伸ばし、生きる力を育むために個々の能力・特性に即した計画的支援を行う。
- 常に福祉の在り方を迫求するとともに職責を全うし、利用者に質の高い福祉サービスを提供する。
- 職員個々の特性を生かし、職員間の相互信頼と敬愛を基に協力し合って目標の達成に努める。
- 利用者の生活に責任を持つとともに、常に研究と修養に励み自らの資質向上に努める。